盲腸のあとはホッチキス

入院していた時には大きなバンドエイドと腹帯によって秘密のベールに包まれていた(?)私の盲腸手術の傷ですが、退院してからは腹帯も取れ、じっくり観察できるようになりました。

そんなわけで、慢性盲腸の傷跡とでもいうべき手術痕の様子について書いておきたいと思います。

バンドエイド、剥がせばそこにはホッチキス

退院したとき、私のお腹の傷には上記の通り、ただ大きなバンドエイドが貼られているだけの状態でした。
お医者さんには「剥がれちゃったら市販のカットバンを貼ってくださいね。」
と言われていたので、退院当日の夜にシャワーを浴びた時に早速交換してみる事にしたのです。

お湯でふやけたバンドエイドを恐る恐る剥がしてみると・・・
そこに姿を現したのは、手術の時に腹腔鏡を差し込んだらしき小さな傷痕と、お腹のお肉に食い込んでその傷が開かないように固定している金属製のホッチキスの針(のようなもの)

お腹にホッチキス?

針の太さは大きめのクリップと同じくらい。
お腹には傷が全部で3つあって、それぞれ2個・4個・2個という感じで針が食い込んでいます。

お腹をよじったりしなければ痛みはぜんぜん無いのですが、針先を肉に食い込ませている様子はちょっとホラーな感じがします。

麻酔で意識の無いときに処置をされたので当然恐怖心もなにもなかったわけですが、普通の状態でホッチキスされたらかなり痛そうです^^;

消毒する前に指でホッチキス針に触れてみたところ、ちょっと皮膚がチクチクする感じ。
どうやらそんなに深く刺さっているわけではなくて、皮膚の表面5ミリくらいを止めているようでした。

医療用ステープラー

興味がわいたので調べてみたところ、どうやら私のお腹のホッチキスは医療用ステープラーというものによるらしいことが判明。

ステープラーというのは英語でそのままホッチキスのこと。(「ホッチキス」「ホチキス」は発明者の名前)

傷跡が残りにくかったり、手術糸と比べて抜く時の痛みが少ないなどの理由から、最近の外科手術ではよく使われるんだそうです。
ちなみに使われている針(医療用ステープル)は腐食したりサビが出たりしにくいステンレス製。

ただ、ちょっと困ったのが満員電車での通勤です。

退院から2日開けて仕事に復帰したのですが、私の勤務先は都心のど真ん中。
さすがにラッシュ時にお腹に衝撃を受けると痛いので、いつもカバンでお腹をかばい、背中を丸めての出勤でした。

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