盲腸とレントゲン検査・CT検査

血液検査や尿検査の次にたくさん受けたのがレントゲン検査です。

CT検査は全部で2~3回くらいしか受けていませんが、基本的な原理がレントゲンと同じで、「撮影した画像を目で見て診断する」検査という意味でも共通しているので、検査結果をまとめて書きたいと思います。

盲腸とレントゲン検査

便秘や腸閉塞、お腹にガスがたまっていることなどが原因で腹痛が起こっていると、レントゲン検査で分かるそうです。
だから腹痛の場合、大体「じゃあレントゲンも」って言われます。

また、腸の形も分かるようなので、虫垂が大きく腫れ上がっていたりすれば盲腸の診断にもつながるようです。

レントゲン検査

私の場合、結論から言うとレントゲン検査で慢性盲腸が発見されることはありませんでした。

痛みが出ている時に撮ったレントゲンを見て、
「小腸に溜まっているガス(空気?)が多いようなので、これが腹痛の原因だろう。」
と言ったお医者さんもいましたが、それは一度だけ。
(詳しくは「腸内ガスと腹痛」をご覧下さい。

もしかしたら痛み止めなどの影響で、腸の動きが悪くなっていたのかもしれません。

盲腸とCT検査

CT検査はX線を使って体の輪切り写真のようなものを撮る検査。
テレビなんかでよく「ホラ、こんなに皮下脂肪が・・・」という風に使われるくらいで、レントゲンに比べてかなり鮮明な画像です。

大掛かりな設備が必要で手間もかかるので、受けたのは手術前の確認の時を除けば2回だけ。
一回は痛みがひどいとき、一回は症状が治まっているときでした。

私の場合は「体のどこに異常があるのかわからない。」という状態だったので、特に検査のために病院に行ったときは胸から下腹部までかなり広い範囲で細かく撮影を行いました。
でも残念ながら(?)結果は「異常なし」

CT検査はレントゲンと同じで虫垂が腫れているのが分かれば盲腸の診断にも役立つそうですが、痛みの出ている時でも画像で見てはっきりわかるほど虫垂の大きさが変わっていなかったんでしょう。

逆に、痛みの無い状態(検査目的で病院に行ったとき)では虫垂が腫れていないわけですから、画像から盲腸と分からなくても仕方がないと思います。

そんなわけでCT検査も、慢性盲腸の診断に直接結びつくことはなかったのです。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP