盲腸と触診・血液検査

それではここから先のコンテンツでは、私が受けた検査と、その結果について記録しておきたいと思います。

まずは何度も行った触診と血液検査から。

盲腸と触診

「お腹が痛い」と言った時にまず最初に受けるのが聴診器+触診の検査でしょう。

盲腸の場合はあるていど炎症がひどくなると、虫垂がある場所(マックバーニー点とか言うらしい)を押すと痛くなり、これがよく診断に使われます。

また、お腹をグッと押してパッと放したときに痛みが強くなるのは、盲腸から腹膜などまわりの組織に炎症が広がっているサインだそうです。

ただ、私の場合はおへそから下、下腹部のどこを押しても痛かったので、触診が慢性盲腸の診断につながることはありませんでした。

お医者さんにお腹の左側を押されて、
お医者さん「ここは痛い?」
私「は、はい。痛いです・・・」
お医者さん「じゃあ、ここは?」
私「そ、そこも痛いです」
お医者さん「押した時と、パッと手を放したとき、どっちが痛い?」
私「ど、どっちも痛いです!」
お医者さん「うーん・・・」
と、いつもこんな感じです(笑)。

下腹部全体に鈍い痛みが広がっていて、お腹のどこかを押されるとその圧力が伝わって全体が痛むのです。

強いて言えば、お腹を押されていないときは盲腸とは全く反対側の左下腹部が一番痛いと感じていましたが、内臓の痛みというのはそんな風に焦点が定まらないことも多いそうです。

ただ、最終的に超音波による診断で「盲腸かもしれない」という話になった時には、痛みの発作から数日経って痛みがかなり軽くなっていたので、右下腹部を押した時にだけ痛みがあり、それが慢性盲腸発見のヒントになりました。

盲腸と血液検査

血液は体中を流れているので、色々な病気のサインが現れます。
また、簡単に検査できるので、結果として病院に行くとしょっちゅう血を抜かれるわけです(笑)。

盲腸と血液検査

「盲腸という病気と診断方法」にも書きましたが、体のどこかで炎症が起こっていると白血球の数や体の組織が破壊された時に出る「CRP」というタンパク質が濃くなります。

私の場合、腹痛で病院に担ぎ込まれたときにはいつも、
「白血球の数値が少し高いです。」
と言われました。

CRPの数値に関しては、高くなっていると言われたのは1回だけです。
(お医者さんが見逃していただけで、多少は高くなっていたという可能性はありますが)

ただし、病院に運ばれるような状況では検査の前に何度も吐いてしまっていたので、上の触診の結果とあわせて、
「白血球が多少高いのは嘔吐のせいだろう」
と診断されていたのです。

症状が出ていない時に検査のために採血した時は、白血球やCRPを含めて、全部が正常値でした。

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